(3)オペレーション負荷
ARNAVシステムにおいては、気象情報、位置通報の周期的送信が行われるが、OOOIやEmergency等のイベント駆動的情報については手動送信により実現されている。したがって、ARNAVシステムの「オペレーション負荷」に関する評価レベルはCとする。
(4)提供コンテンツ
ARNAVシステムの取り扱う情報は、位置通報(放送型)、E-PIREP(アドレス指定型)、フリーテキスト(アドレス指定型)、OOOI(アドレス指定型)、Emergency(アドレス指定型)、およびメンテナンス情報(アドレス指定型)のダウンリンク情報、ならびに気象レーダー画像、METAR情報、およびフリーテキストのアップリンク情報である。アップリンク情報のうち、気象画像情報については全米に113(1997年時点)のレーダーサイトを持つNEXRADから入手しているほか、METAR情報についてはカテゴリカル・メター(CAT/MET)社が北米全体(約100個所)について1個所2バイトのデータとして配布している風向、シーリング、視程、露点温度の情報を利用している。位置情報については航空機側からの空対空および空対地データリンクにより提供されている。
ARNAVシステムの提供するコンテンツの種別は、ある程度限定されているものの充分なリアルタイム性を有していることから、ARNAVシステムの「提供コンテンツ」に関する評価レベルはBとする。
(5)ランニングコスト
GeoNetの利用料金は月額48米ドル(1997年)であり、4.4.3に示す条件下では1フライトあたりのランニングコストはフライトにかかる燃料費の3%を下回る。したがって、ARNAVシステムの「ランニングコスト」に関する評価レベルはDとする。
(6)イニシャルコスト
ARNAVシステムの機上装置価格は約10,000米ドル(≒110万円)であることから、ARNAVシステムの「イニシャルコスト」に関する評価レベルはCとする。
(7)マッピング
したがって、ARNAVシステムの6軸チャートへのマッピングは以下の通りとなる。