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(5)ランニングコスト

本試用システムのランニングコスト導出にあたっては、以下の仮定を採用することとする。

・試算対象とする運航者の保有機体数は10機とし、1ヶ月あたりのデータリンクを用いた飛行時間は10時間/機・月6とする。

・送受信ブロック数は、約60ブロック/時間とする。算出根拠は以下の通り。

ADS:  20回×1ブロック=20ブロック/時間

トラフィック情報提供:  5回×2ブロック=10ブロック/時間

気象画像情報提供:  6回×4ブロック=24ブロック/時間

METAR情報提供:  2回×1ブロック=2ブロック/時間

出発・到着通報:  2回×1ブロック=2ブロック/時間

・1ブロックあたりの通信料は48円/ブロックとする。

・気象情報プロバイダからの気象情報入手のための費用は100,000円/月とする。

・地上システムは気象情報プロバイダ、通信サービスプロバイダから30km以内の距離に設置されるとし、回線費用はそれぞれ42,000円/月、39,000円とする。

・1フライトの飛行時間は1時間とする。

・ヘリコプタの1時間のフライトにかかる燃料費は21,000円とする。

 

上記の条件下でランニングコストを算出すると、この運航者のlヶ月あたりの通信料金は、

 

10(時間/機・月)×60(ブロック)×48(円)×10(機)=288,000(円)

 

上記に回線費用、気象情報取得費用を加え、

 

288,000(円)+42,000(円)+39,000(円)+100,000(円)=469,000(円)

 

したがって、1フライト(1時間と想定)あたりのランニングコストは、

 

469,000(円)÷100=4,690円

 

これは、フライトにかかる燃料費21,000円/時間の約22%に相当する。したがって、本システムの「ランニングコスト」に関する評価レベルはBとする。

 

 

 

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