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3]Uplink Intercept

地上評価装置においてアップリンクメッセージ送信処理を実施した後、アビコムJDLCから「UPLINK INTERCEPT」を受信した状態。アビコムJDLCは地上評価装置からのアップリンクメッセージがNO ACKになった場合、それ以降の地上評価装置からのアップリンクを一時的に中断(インターセプト)する設定になっている。

 

4]Uplink Buffer Full

地上評価装置において位置通報リクエスト(ADSコントラクト)を除くアップリンクメッセージ送信処理を実施した後、機上評価装置から「UPLINK BUFFER FULL」を通知するダウンリンクメッセージ(QX)を受信した状態。

アップリンクメッセージを受信した機上評価装置のACARS通信部(CNS-12)は、そのデータを直ちにデータ処理部に転送する。しかし「アップリンク・バッファ・フル」の状態3、即ちCNS-12内に受信したアップリンクメッセージがバッファ容量を越えて蓄積している状態でアップリンクメッセージを受信した場合、ACKの代わりに「現在受信したアップリンクメッセージでバッファが限界のため、このアップリンクメッセージの受信は不可能である」という通知を行い、そのメッセージの受信を拒否する。

 

■参考: Downlink Buffer Full

地上評価装置において位置通報リクエスト(ADSコントラクト)メッセージ送信処理を実施した後、機上評価装置から「DOWNLINK BUFFER FULL」を通知するダウンリンクメッセージ(82)を受信した状態。

位置通報(ADS)は機上評価装置を構成するACARS通信部(CNS-12)が地上評価装置からのリクエストに応じて自動処理を行う。しかし「ダウンリンク・バッファ・フル」の状態4、即ちCNS-12内に送信待ちのダウンリンクメッセージがバッファ容量を越えて蓄積している状態でADSリクエストを受信した場合、ACKの代わりに「現在送信待ちのダウンリンクメッセージでバッファが限界のため、直ちにADS送信は不可能である」という通知を行い、そのリクエストの受信を拒否する。

 

3アップリンク・バッファ・フルは、比較的短い間隔で大量のデータをアップリンクした場合に、手動によるバッファの開放(受信したアップリンクメッセージの削除)が間に合わずにアップリンクメッセージが削除されずにバッファに蓄積されてしまうことにより発生する。現状のCNS-12は、バッファ容量(約16ブロック分)を越えて新しいメッセージを受信した場合、過去のメッセージを削除して新しいメッセージを受信するようなスペックではないために生じる。

4ダウンリンク・バッファ・フルは、周期の短いADS要求を行った場合に、ダウンリンクしても、地上側からACKが直ちに受信できないために、ダウンリンクメッセージが処理されずにバッファに蓄積されてしまうことにより発生したものと推定される。

 

 

 

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