表2.4-3 ソフトウェア検証結果-3
2.2.1.3. 静的精度評価、動的精度評価 MOPSに定められた試験の結果では、SAの影響を想定するなど受信機自体の精度評価が行いにくいので、Table2-18の試験とは全く別に、試作受信機の基本性能を明らかにすべく、静的精度評価、動的精度評価を別途行った。 1) 静的精度評価 初期捕捉試験のシナリオのSAを禁止し、GPS衛星のみでディファレンシャル補正がない場合の精度の評価を行った。 初期捕捉から10分間の測位誤差のプロットを図2.3に示す。
2.2.1.3. 静的精度評価、動的精度評価
MOPSに定められた試験の結果では、SAの影響を想定するなど受信機自体の精度評価が行いにくいので、Table2-18の試験とは全く別に、試作受信機の基本性能を明らかにすべく、静的精度評価、動的精度評価を別途行った。
1) 静的精度評価
初期捕捉試験のシナリオのSAを禁止し、GPS衛星のみでディファレンシャル補正がない場合の精度の評価を行った。
初期捕捉から10分間の測位誤差のプロットを図2.3に示す。
図2.3 初期捕捉後約10分間の測位誤差
結果は2drmsとして0.74mを得ることが出来た、DOPの値1.6で正規化した測位精度は0.46mで、受信機のハードウェア、信号処理部及び測位演算部の精度が十分に所期の要求を満足していることが確認出来た。(この値にはシミュレータの誤差も含まれている)
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