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・優先順位ニブルが16進値Fに等しくない場合、優先順位オプション・フィールドは、提供された情報に基づいて再構成するものとする。

・パケットを再構成する場合、バイト整列の目的でオプション・セクション内に埋込みフィールドを追加することが容認されている。

 

J.4 圧縮システムパラメータ

 

CLNP圧縮が使用するパラメータは、図J-5に記載のとおりとする。デフォルト値を使用しない場合、このCLNP圧縮パラメータは、CTRLフレーム内のネットワーク初期化XIDパラメータを使用する機上VDLモード3システムヘのGNI転送により決定するものとする。これらのパラメータは、3.7.3.3.4.1.3項のネットワーク初期化パラメータを使用して転送するものとする。これらのパラメータは、16進値01を示すネットワーク・タイプ・フィールドとともに、表3-66aに定義のサブパラメータID、長さ及び値の各フィールドの代わりとなる。

 

303-1.gif

図J-5 CLNP圧縮システムパラメータ

 

J.4.1 CT1(マルチキャストパケット期間)パラメータ

 

マルチキャストパケット期間は、それにより非圧縮パケットを送信して、受信側ユニットの圧縮状態を再生するための期間を定義するものである。CT1のXIDフォーマットは、次の表J-1に定義のとおりとする。

 

表J-1 CT1パラメータ

303-2.gif

 

J.4.2 CT2(マルチキャスト再生)タイマ

 

マルチキャスト再生タイマは、メッセージ・トラフィックが軽度の場合、その上限を非圧縮ヘッダの送信間の時間に設定する。これは、受信側がそのヘッダを時宜的に圧縮インデックスと相関させることができるようにするためである。CT2のXIDフォーマットは次の表J-2に定義のとおりとする。

 

 

 

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