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4. DTE/DCEのチャネル番号は、ADCE/GDCEに使用する番号と同じである必要はない。チャネル番号を持つDTEからのパケットは、前に設定した相互参照表により空/地チャネルと対応付ける。何もない場合、DTE/DCEチャネルについては、定義によりp1状態の空/地チャネルを参照する。

5. ADCEは、ANI及びGNI間で使用するチャネル番号をすべて割当てる。したがって、呼出し衝突(ISO 8208中でp5と表記)の可能性はない。注4も参照のこと。

6. DTEからの呼出し要求は、p1状態にないXDCEチャネル番号と対応付けることは絶対に不可能である。

7. 表の各項目は次のように定義されている。A: 取られる措置、S: 入る状態、D: この措置の結果として生成されるパケット内で使用する診断コード、DISCARD: 受信したパケットをXNIバッファからクリアする必要があることを示す。INVALID: パケットと状態の組合せができないことを示す。

8. 表項目「A=NORMAL」の下の括弧内の数字は、受信したパケットに通常の処理を行うために取る措置を定義する項の本書中での項番号である。項番号が参照されていない場合は、通常の処理方法を表項目中に定義している。

 

表I.11-17 ADCE(GDCE)リセット状態に及ぼすDCEの影響

292-1.gif

 

注)

1. XDCEは、必ずしもDTE/DCEインタフェースと同じ状態とは限らない。

2. これは、すべてのDTE/DCE処理が行われた後、DCE経由で受信したDTEパケットである。

 

 

 

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