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異なるタイミング状態の間の音声運用支援については3.5.4.2項に規定する。

3T構成を除いて、航空機側VDLは主タイミング基準を受信しないで経過した、MACサイクル数がパラメータtの値を超過した場合には、TS1からトランケート・タイミング状態2(TS2)に移るものとする。

 

表3-54a 非3T構成のタイミング状態

158-1.gif

*3.5.3.1項で定義。

**3.5.3.2項で定義。

***網初期化状態、特殊ルールを適用(3.7.2.1.1項参照)。

 

表3-54b 3T構成のタイミング状態

158-2.gif

*3.5.3.1項で定義。

**3.5.3.2項で定義。

***網初期化状態、特殊ルールを適用(3.7.2.1.1項参照)。

 

注)このタイミング状態は、音声ユニット(第6節)の運用を制御する。

 

3.5.4.1.5 タイミング状態の移行

 

TS1の場合、非3T構成の機上VDLは、TS3に移る前にTS2に移行するものとする。3T構成の機上VDLは、TS3に移る前にTS1から非伝送移行期間に移行するものとする。TS3の場合は、どのATSからの時刻も受入れてTS2に移行する。どの機上VDLも、有効な主タイミング信号を受信次第、直ちにTS1に戻るものとする。

 

PTTイベントの間は、そのPTTイベントが完了するまでタイミング状態の移行は生じてはならないものとする。

 

 

 

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