Mバースト(M burst) 複数ビットから成る管理チャネル・データ・ブロック。このバーストは、媒体アクセス及びリンク状態監視用に必要な信号情報を含む。
モード3(Mode 3) D8PSK変調及びTDMA媒体アクセス制御方式を使用するVDLのモードの一つである。
ポーリング(Polling) 状況/制御機能を判断するため地上局が機上局に、一度に1機ずつ質問を送信する方式。
プライベート・パラメータ(Private parameters) 交換識別(XID)フレーム内に含まれるパラメータで、VHFディジタル・リンク環境に固有のものである。
リード・ソロモン符号(Reed-Solomon code) 誤り訂正コードで、シンボル誤りを訂正する能力がある。シンボル誤りはビットの集積であるため、これらのコードは良好なバースト誤り訂正機能を持つ。
スロット化アロハ(Slotted Aloha) 多重アクセス伝送用の媒体アクセス制御技法。局は、1つのタイム・スロットの開始時にのみ伝送することができる。
スケルチ・ウィンドウ(Squelch window) 無線機が、1つのメッセージの始まりを捜索する時間。
スイッチング時間(Switching time) VDLモード3では、スイッチング時間は、無線機が受信から送信(R/T)または送信から受信(T/R)に切替える時間である。この時間は、1つのバーストのRamp Downの終了時(すなわち、そのパワーが公称レベルから[-60dB]ダウンする時)から次のバーストのRamp Upの開始時(すなわち、そのパワーが公称レベルから[-60dB]ダウンする時)までを測定して決める。
システム構成(System configuration) 同じ25kHz VHFチャネルを共用する複数の地上局が支援する各種ユーザ・グループヘの、TDMAタイム・スロット資源の割当てを定義する構成である。
TDMAフレーム(TDMA frame) 3または4個のタイム・スロットから成る時間の基本単位(120ms)である。どんな音声通信の場合も、無線機はフレームごとに1回、定期的にディジタル化した音声ビットを送信する。