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「リアルタイム空地データリンクの研究」報告書

 事業名 航空保安技術に関する開発調査
 団体名 航空振興財団 注目度注目度5


5.2 変復調部/TDMA制御部の評価

 

5.2.1 同期確立の検証

 

機上局の同期確立は、機上局が正常にデータ受信するために欠かせない基本的な機能である。この機能が作動しない場合、送信が許可されないだけでなく、ユーザ認識が正常に選択できない。これは、V/Dバーストのフォーマットにスロット情報が全くないためで、機上局のTDMAタイミングによっては、誤ったユーザグループのデータとして扱われる可能性がある。

(1) SARPsの規定

非3T構成の場合、地上局のLBAC#5の受信タイミングで、同期をとり、且つ、2MACサイクル後に、±1シンボル以内で同期確立しなくてはならない。

 

082-1.gif

図5.2.1-1 TDMA同期タイミングイメージ図

 

(2) 評価の条件

システム構成を2V2Dとし、地上局側では、LBAC#5のタイミングで、Mバースト(ノーマルメッセージ)を送信し続ける。このため、図5.2.1-1から奇フレームのA,Bスロットのタイミングで、Mバーストが送信されることになる。また、地上局のMバーストの同期コードは、ノーマルメッセージであるため、"S2*"である。

LBACの機能と位置について、表5.2.1-1、表5.2.1-2にそれぞれ示す。

(3) 評価結果

図5.2.11-1は、機上局が、地上局のMバースト(ノーマルメッセージUW: S2*)を受け、TDMA同期をしている様子である。地上局からMバーストを受ける前の時点では、機上局のTDMAタイミングは、非同期であり、2MACサイクル後のMバーストの時点では、同期が確立していることが確認された。また、同期精度に於いても、±1シンボル以内の45μs以内で同期が確立していることが確認された。

 

 

 

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