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安全で開かれた情報システムヘ(第5章)

ネットワーク化の進展に伴い、地方公共団体におけるセキュリティ確保の重要性は益々増大している。即ち、より多くの組織や個人がネットワークを介して接続されてくることにより、保有する情報システムヘの侵害の脅威も増してきているのである。

したがって、各種のセキュリティ技術の適用や運用体制の整備などによって、各種情報資産を脅威から守っていかなくてはならない。

本章では、安全で開かれた情報システムをこれから構築していくポイントとして、これまで述べてきたことを踏まえて、以下の6項目を取り上げている。

・インターネット時代に備えた迅速な準備とセキュリティレベルの向上

・全職員のモラルアップ

・セキュリティ担当職員の知識の交換・共有の仕組み作り

・敵を知ることによる不正行為への備え

・セキュリティコストに対する認識

・広域的なインフラとしてのセキュリティ施策の構築

 

 

 

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