(2)インターネットによる外部接続及び利用形態
・Webサーバを立ち上げ、行政情報を公開し提供する。
・Web上に電子会議室や電子掲示板を開設し、行政と住民とのコミュニケーションを図る場を作っている。
・申請手続きの事務処理を、インターネットを介して実施している。
以上のように、インターネットを活用した行政サービスの形態は、区々様々である。
また、地方公共団体における情報システムを次の3系統に分類している。
業務系 : メインフレームにより、庁内の基幹業務を処理している環境
情報系 : 庁内LAN、クライアント・サーバ・システム(以下CSS)、イントラネット等により庁内のメール交換やスケジュール管理等を行っている環境
情報提供系 : インターネットと接続し、外部と情報の受発信を行っている環境
(3)情報システムのネットワーク化の進展状況
地方公共団体におけるセキュリティ対策を検討するため、モデルパターン化したのが以下の四つである。
[モデルパターン1]
・メインフレームと専用端末が主流。庁内メールなどの利用はない。
・一部パソコン端末が、メインフレームの端末として、あるいはスタンドアロンで導入されている。