資料: 地球環境保全に関する関係閣僚会議
■運輸部門における二酸化炭素排出原単位
旅客輸送機関の二酸化炭素排出原単位(1人を1km運ぶ際の二酸化炭素排出量(炭素換算))を見ると、自家用乗用車は鉄道の約9倍もの二酸化炭素を排出していることになり、二酸化炭素排出量削減のためには、自家用乗用車に比べて二酸化炭素排出原単位の小さい公共交通機関の利用促進を図る必要があります。
また、貨物輸送機関の二酸化炭素排出原単位(1トンの荷物を1km運ぶ際の二酸化炭素排出量(炭素換算))をみると、自家用小型トラックは鉄道の100倍、内航海運の60倍、営業用小型トラックの3.3倍の二酸化炭素を排出していることになり、鉄道や内航貨物へのモーダルシフト等物流の効率化を図る必要があります。