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3. フラミンゴの一層の普及に向けた課題

 

1] 普及の可能性

フラミンゴは、現在全国4団体に拡大する見通しとなっている。今後はフラミンゴが持つ迅速性や低コスト性をはじめとしたシステムのメリットに加えて、以下のような要因により一層普及していくことが期待される。

*様々な地域への普及による団体間の相互乗り入れによるメリットの拡大

*通信の安定性、迅速性を活かした防災情報システムとしての活用

*特定荷主企業の協力トラック業者等親密企業間の連携強化のツールとしての活用

2] 普及に向けた今後の検討課題

今後、一層の普及を図っていくために、1]のフラミンゴの普及の方向性に対応した以下のような検討課題に対処していくことが必要である。

*地域や属性の異なる団体間での相互乗り入れ等の連携の円滑化を図るためのシステムの統一性の確保

*相互乗り入れの円滑化に向けた人的ネットワーク等団体間の連携体制の構築

*多様な団体の会員間の取引を円滑化するための業務プロセスの情報化、標準化の推進

*相互乗り入れに際しての人的結びつきの薄い企業間連携の安全性向上に向けた保険導入の継続的検討

*システムの有するメリットや防災情報システムとしての公益的な活用可能性などの広報

 

 

 

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