(1) モデル事業の実施体制
A.実施路線
福岡市営地下鉄箱崎線(2号線)・呉服町駅〜貝塚駅間(呉服町、千代県庁口、馬出九大病院前、箱崎九大前、貝塚の各駅)・箱崎宮前駅は除く
B.実施時期(運転期日)
平成11年11月21日-平成12年1月30日の日曜、休日(1月1日、2日、9日、10日を除く、持ち込み可能時間は午前10時-午後3時)
C.対象列車、車両
持ち込み可能時間内の上り、下りの全列車を対象とし、持ち込み可能な車両は1号車(呉服町駅側車両)のみ
D.車両改造の有無
なし(利用客が手で自転車を支える)
E.持ち込み料金
無料(乗車券は必要)
(2) 輸送サービス状況
A.輸送人員(中洲川端〜貝塚間、平成10年度年間人員)
・定期旅客 約4,361,020人
・定期外旅客 約6,022,500人
B.運行本数(平日1日当たり、平成12年1月現在)
(下り)合計127本 (上り)合計127本
C.時間帯別利用状況
箱崎線は貝塚駅で西日本鉄道宮地岳線と接続するが、博多、祗園、天神などの繁華街を結ぶ地下鉄空港線(1号線)に比べ、輸送人員は10分の1程度。最も混雑する時間帯は、午前8時-9時ごろ。
D.利用区間
貝塚駅から、空港線と接続する中洲川端駅までの区間は、通勤、通学、買い物などに幅広く利用される。
E.沿線の交通事情
箱崎線は、西鉄バス、JR鹿児島本線とほぼ並行して走っており、各駅から別の交通機関への乗り換えは容易。乗客にとっての利便性は高いが、経営的にはバスやJRとの競争は厳しい。