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(養老町)

人口は平成元年度の3万3559人から、10年度の3万4710人に微増。町への転入、町からの転出のバランスはとれているが、最近は外国人労働者の住民登録が増える傾向にある。総人口に占める65歳以上の高齢者比率は17%(12年度調査)。

B.沿線の主な施設(学校、病院、公共施設など)

・学校は、桑名北高校、海津高校、養老女子商業高校、大垣東高校、大垣農業高校、大垣工業高校など

・病院は養老中央病院、公共施設は多度町役場、南濃町役場、大垣市役所など

C.沿線の主な産業及び商業・観光地

・富士通三重工場、ナイガイテキスタイル、中日本氷糖、ミズノ養老工場、イビデン青柳工場、イビデン大垣工場などの産業施設が立地

・大規模スーパーのマイカル桑名、ジャスコ、ヤナゲンなどの商業施設が立地

・主な観光地は、多度駅付近の国営木曽三川公園、多度大社、多度山(ハイキングコース)、養老駅付近の養老の滝、養老天命反転地、大垣駅付近の大垣城、大垣公園など

(5) モデル事業の実施結果

モデル事業の実施期間中(11年10月1日〜12月30日)の自転車持ち込み利用実績は、10月104台、11月94台、12月50台の合計248台。比較的利用の少ない平日を含め、1日平均の利用台数は2・7台となった。最も利用が多かったのは、駒野駅〜お千代保稲荷〜養老駅をコースとするサイクリング大会を開いた11月13日(土)で、その日1日で合計27台の自転車持ち込みがあった。そのほか、10月9日(土)11台、同17日(日)17台、同23日(土)16台、同24日(日)17台、11月3日(水、文化の日)15台と、1日10台以上の利用のあった日が合計5日あった。

近鉄養老線では、今回のモデル事業とは別に平成10年7月25日から鉄道への自転車持ち込み(養老線サイクルトレイン)を独自に実施している。累積持ち込み台数は、10年7月25日から11年7月24日までが830台、11年7月25日から同年12月30日までが443台の合計1273台となっている。このように1年以上にわたって実績を積み上げてきた成果を反映し、養老線での自転車持ち込み件数は今回のモデル事業者中で最も多かった。

 

 

 

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