アクセル操作を行うことにより、行わない場合に比べてエンジン始動直後の排出ガスの悪化や燃料消費量の増加をもたらすため、排出ガスや燃費に対するアイドリングストップの効果は低減することがわかる。
図4.11 始動時のアクセル操作の有無が排出ガス等におよぼす影響
(大型ディーゼル貨物車、平均車速:約8km/h、アイドリングストップ時間:30秒)
4.2.4 大型路線バス
アイドリングストップの有無が排出ガス等におよぼす影響をエンジン再始動後について図4.12に示す。排出ガス成分に対してほとんどアイドリングストップの影響はない。
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