日本財団 図書館


。?URICH: Zuri Mobil

・組織

−VBZ(チューリッヒ公共輸送会社)、Mobility(スイスのカーシェアリング全国組織)、Europcar、Energy2000(国の機関)の4者によるプロジェクトチーム。4年前からスタート

−現在組織再構築を検討している。新たにswisscom(電話会社)の参加も要請中。

・規模

−Mobility社の保有車1200台(ガソリン車)、ステーション700ヶ所、会員30000人。(このうちzuri mobilは5000人程度)

−将来的には公共交通の各停留所付近にステーションを配置し、公共交通との補完関係の構築を目指している。

−従業員は70人。電話対応、維持管理まで自社で行なっている。

・利用方法

−ステーションにキーボックスが設置されており、会員が所有する鍵で、車のキーを取り出して利用する。キーは通常のもの。

−2カ月前に非接触型のICカードを導入開始。近いうちに全車両のICカード対応が完了する。

−利用料金は、公的債務がなければ、出資金、保証金無しで簡単な手続きで入会することができる。年会費は100フラン。時間、走行距離併用の課金。

・その他

−将来はICカードを公共交通にも導入する考えがある。

−位置測定は電話回線を利用。デポは1km2以内に1ヶ所。

−公的資金はEnergy2000を通じて政府の補助金が入ってくる。(13%)

−Mobility社はATG、ShareCom、CSCが合併し。1997年10月に17000人、400ヶ所の駐車デポ、750台所有であった。

−現在黒字経営となっている。車1台あたり23人、年間走行距離23000kmを目処としている。

−VBGはCarSharingを公共交通と位置づけている。Door to doorのサービス。最初会員になるには50フランの年会費でよい。

−カーシェアリングを3日間以上利用する場合はレンタカーの方が割安となるため、Europcarは会員には割引料金で貸し出している。

−レンタカーの利用者の大半をカーシェアリング会員が占めている。

−2代目の利用を狙っている。

111-1.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION