2. 海外事例
A EUの環境と交通政策
欧州のCITELEC、 CarFreeCity、といったEUの委員会をきっかけとするいくつかの環境政策の動きは、EUの政策会議が各国の都市で実験の幹事を募ったり、NGOのスポンサーとなりキャンペーンに協力したりしている。
1. CITELEC
・90年2月2日電気自動車に関心あるヨーロッパ都市でスタート。現在は60都市。
・現在は60都市
目的
1. EVの性能、特色をメンバー都市に知らせる
2. 都市への導入、利用者育成への参加
3. 必要なインフラ整備支援
4. EVの都市交通へのデモンストレーションの組織化
5. ヨーロッパ市場においてEVのテスト、評価を実施
6. 環境・都市計画・都市交通へのEVの影響を確定する
メンバー
ベルギー 16 ノルウェー 2 デンマーク 1 スペイン 2 フランス 11 スウェーデン 2 ドイツ 2 スイス 2 ギリシャ 1 オランダ 5 イタリア 13 イタリア 13 イギリス 4 モナコ アメリカ
2. Car Free Cities Network
・94年3月アムステルダムヨーロッパ60都市。
・当初は37都市
・より健康な環境、交通の安全性向上、エネルギーの効率的的利用促進を達成する
・メンバー都市はより環境にやさしい交通手段を促進する
ネットワークの中心 ワーキンググループ
経験、情報、成功例を支援する場。
そのうちの車に代わる実際的交通グループが中心で、様々な方法によりサービス提供し、都市整備の様々な手法により、車依存から脱却することに焦点をあてている
「車に代わる有効な交通(Practical Alternatives to the Car)」
・都市の質において交通は、都市的な社会現象的な機能に大きな影響を与える。
・公害や危険性ばかりでなく、動いている時も、停まっている時も都市はますます大きな空間を車に占拠されている。→この空間の問題が重要と認識
「需要対応の車」(個人所有する必要がない)
「運転しただけ支払う」(安く思えるが、購入価格は高価)