■ 車椅子の移動の介助(3):階段の上り下り
車椅子を持ち上げて階段を上り下りします。みんなで力を合わせましょう。
持ち上げるときに車椅子のどこを持つのか、よく見ておきましょう。
■ 車椅子の自走体験
車椅子に乗って、進み方や曲がり方を自ら体験してみましょう。
ちょっとした段差や溝、放置自転車など、想像以上に障害が多いことを感じていただけると思います。
II. 「目の不自由な方のサポートコース」体験メニューのポイント(体験順)
■ 目の不自由な方のサポート方法の説明とアイマスクの装着
介助する側の方は、相手の方に自分の肘のあたりを持ってもらい、半歩前を歩くのが基本です。押したり引っ張ったりしないようにしましょう。
段差や曲がり角があったら、少し手前であらかじめ声を掛けて下さい。
■ エスカレーターの上り下り
エスカレーターに乗るとき、降りるときは手前で声を掛けましょう。
「昇り」か「降り」かを伝えましょう。
乗っている間は手すりを持ってもらいましょう。
■ 自動券売機での切符の購入
アイマスクの方は、券売機に触わってその不便さを体験してみてください。
■ 改札の通過
改札の幅が狭いときは、自分の腕を背中に持っていき、目の不自由な方に肘を伸ばしてもらい、自分の真後ろを歩いてもらうようにしましょう。
切符は、もしできれば、介助する側の方が2人分を渡してあげましょう。
■ 階段の上り下り
階段の最初と最後では、手前で声を掛けましょう。
「昇り」か「降り」かを伝えましょう。
途中では手すりを持ってもらいましょう。
■ 電車の乗り降り体験
電車とホームの間には隙間や高低差があるので、特に注意が必要な場面です。
先生に介助方法のお手本を見せていただきますので、よく見ておきましょう。