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●「高齢者疑似体験」コース

 

◎エスカレーター

○足が重くて思うように動けず、エスカレーターに乗るのが恐かった。 (女・17歳/学生)

○目が見えずらくて、いつエスカレーターが終わるか分からなかった。 (女・17歳/学生)

 

◎歩行

○道を歩いている高齢の方が、歩くのにどれだけ苦労しているのか感じ取れました。 (男・30歳/サラリーマン)

 

◎階段

○実際に体験してみるとすごく体力を使いました。なぜ、高齢者の方々は歩くのがゆっくりなんだろうとか、私達が当たり前に生活していると分からない事が分かりました。 (女・16歳/高校生)

○関節が曲がらないので、とても上りにくかった。誰かがちょっと支えてくれるだけで、だいぶ助かるような気がした。 (男・18歳/専門学校生)

 

◎切符の購入

○券売機の値段が見えなかった。 (女・15歳/学生)

 

◎目が見えづらい

○高齢者とはこんなに体の自由がきかないものかと驚かされました。迅速に動くことができず、目の自由もほとんどなく、普段歩いて疲れない距離でもとても疲れるんだなと疑似体験をすることで分かりました。 (男・24歳/専門学校生)

○特殊なめがねをかけての歩行はかなり困難でした。自分の祖母などもこういう状態なのかと思い、これからは視覚の面でも高齢者の目の高さになって考えたいと思いました。 (女・21歳/会社員)

○体験した当日は天気も良く比較的明るかったが、曇っていたり、雨が降っていたり、夜であったりすると、もっと見えにくく、不自由であろうと思う。 (女・34歳/障害者スポーツ指導員)

 

◎不安感

○自分もいずれは高齢者になると思うと、その立場が実感としてはっきりわかりました。その時の事を考えると不安を感じます。 (男・56歳/銀行員)

 

 

 

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