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b. センシティビティ・プログラムに関する取り組み

 

・ 実施方法

 

センシティビティ・プログラムの組み立ておよび普及は、主として表3-1-4に示した内容である。質の高いセンシティビティ・プログラムの実現のため、指導者へのトレーニングも実施している。トレーナーの講習会は、大都市部では交通局の担当者、小規模な都市では州に担当者がいるので、各市を回って講習会を開催する。また、関心を寄せる一般市民のボランティアの参加もある。NTRCのワークブックやビデオも活用している。

 

表3-1-4 センシティビティ・プログラムの実施方法

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また、日常的に提供されている交通事業者向けプログラムのテーマおよび主な内容は表3-1-5に示す通りである。主な内容は、コミュニティ・トランスポーテーション実施におけるマネージメント、ドライバーの熟達、維持管理、スケジュール作成と配車計画を主軸としたものである。地域でのコミュニティ・トランスポーテーション事業の立上げから実際の運行までの基本的な一連のプロセスを修得できる内容である。

 

 

 

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