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4. 統一図記号の提案と標準化

 

4.1 ISO/TC145/SC1国際会議の開催

 

ISO/TC145専門部会で、SC1の定例国際会議を平成12年秋に日本に招聘し、継続審議に加えて本委員会の成果の中間発表を行う予定である。既に平成11年12月のウイーン会議において会議開催の内諾は取れており、平成12年3月のリスボン会議で正式に決定される見込みである。

 

4.2 統一図記号の提案

 

国際会議後はまとめの作業に入る。本委員会では認知試験の結果を整理し、統一図記号を提案することを最終成果とする。

 

4.3 諸施設への適用と標準化

 

本調査報告の冒頭でも述べたように、今回の調査・研究を急いだ背景の一つに、2002年FIFAワールドカップ日韓共同開催がある。それまでに、日韓両国の間で案内用図記号に関する協議を持ち、両国間の整合を図ると共に、競技場や空港等、国内主要施設において、サイン類の改修を行い、案内用図記号の統一を実現することが望まれる。同時に、パンフレット等の理解しやすい形式で全国の関係箇所に配布し、関係者間のコンセンサスを得ることを要請する。また、技術的、法的にも可能であれぱ、関係箇所のウェブサイト等でも電子データとして公表し、普及を図りたい。

また、国内標準化(JIS化)にも着手することを要請し、成果を見据えながら国際標準化(IS化)への手がかりとしたい。

 

平成12年度以降のスケジュール

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