j. スミソニアン博物館(Air&Space Museum)
・ 中央入口は階段のみでスロープはない。250m余りの長大な建物の端にスロープがあり、そこで入口レベルに上がった後、中央入口に戻る。アクセシブルではあるが、車いす使用者にとっては負担がある。尚、スロープの案内はわかり易いものである。
・ 館内はバリアフリーである。シアターはメインの入口は1Fであるが、車いす席は2Fで、一旦チェックインの後、係の人の案内により、エレベーターを使い2Fから入る。約3〜4人分の車いす席があり、当日視察時にも1人入っていた。
・ スミソニアン博物館の航空宇宙博物館には、参観者が自分で操作して、飛行に係る様々な物理実験ができる「How Things Fly」(No. 109室)がある。子供の好奇心に応える楽しいコーナーで、親子で遊ぶ姿があり、低い展示のため、車いす使用者でも問題はない。ユニバーサルデザインの好例といえる。