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「橋上駅設計指針」昭和61年、日本国有鉄道

3.2.5 側壁・手摺への荷重

側壁及び手摺への荷重は表3による。

 

表3 側壁・手摺への荷重

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〔注〕側壁及び手摺への荷重は二次部材のみに考慮するものとし、主架構にはその影響は考慮しなくてもよい。

 

「乗換こ線橋設計指針」(財)鉄道総合技術研究所

2.4 側壁への推力

階段および通路の側壁には100kg/m、通路突き当り面には250kg/mの推力が路面から0.8mの高さで面に直角方向に働くものとする。本荷重による応力はこ線橋主部材の主荷重による応力とは合成させないものとする。

〔解説〕

こ線橋に危険を与える程混雑するような狭隘なものを設計すべではないが、非常の場合群集側圧力は側壁があることを考え鋼構造設計基準と同じく100kg/mときめた。突き当り面は押し合いを考え、同基準の250kg/mを採用した。推力作用高0.8mは老人、子供を考慮した手すり取付高が0.7m〜0.8mとなっている従来の経験値をとったものである。

 

 

 

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