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しかし、この低減効果は、現地調査から準備工事・搬入と締結作業から検査に至る工事全体の一部である。路線や駅の特殊性によって、たとえば、盛土式のホームの補強工事や補修工事があったり、そのとき取り付け方法の軽減化効果が多い場合とそれほどでもない場合とがある。搬入方法にしても人海戦術で対応する場合、機械を使っての昇降やトロッコ列車を使っての搬入の場合など様々である。こういった駅の構造や工事の条件の相違により一概に言うことはできない。

上記(a)(b)の作業は、その軽減化と効率向上分約30%程度減少させることができる見込みであり、この作業の工事全体に占める割合が60%程度の場合は、約18%程度の工事費の低減となる。

 

今後は、ホームドア本体の標準化をしていくなどして普及をめざすととともに、さまざまな構造や特殊性を持つ駅のホームヘのホームドアの施工方式についても、具体の既設線への設置を前提とした構造設計検討、施工計画検討を行うとともに、より多くの実績・経験を積んで行きながらより良い方式を確立していくことが重要であると考える。

 

 

 

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