児童館チャイルドハウス
〒891-0116 鹿児島県鹿児島市上福元町5682 TEL.09-268-5122 FAX.099-267-4942
設置主体:社会福祉法人 清豊福祉会
運営主体:社会福祉法人 清豊福祉会
人口:157,000人(谷山地区)
設立年月日:平成7年2月1日
職員数:4名
開館時間:午前8時00分
閉館時間:午後6時00分
休館日:日曜、祝祭日、お盆、年末年始(年20回程、日曜開館を行っている)
地域環境:鹿児島市の南西部にあり、現在都市化が進み、清渓郷と謳われた清流の豊かな田園地帯も団地が造成されてきているが、まだまだ緑豊かな所も多く残っている。当地区には認可保育所21ケ園、小学校16校、中学校9校あり、子どもがとても多く、主婦就労も増加している。
ボランティアコーディネーターの育成事業
エコクラブ活動
活動の概要
学童クラブ児童を対象に日本環境協会の行っている『こどもエコクラブ』に所属し、自然探索や、遊びを通して自然との触れ合いを行ってきた。
現在注目されている様々な自然・環境問題について、これから21世紀を担う子ども達と共に考え、体験し、今私達にできることは何かを学び、実行する。
自然:日本、地球の現状況を知り、子ども達の考え、思いを大切にし実行できるよう支援する。また、子ども達だけでなく家族、地域ぐるみの活動へと発展することをねらいとする。
環境:手話サークルを月2回行っており、子ども達も単語、簡単な日常会話は、習得してきている。しかし、手話で生活している聴覚障害者(児)との交流はなかなかなく、今回環境問題として聴覚、視覚、身体障害者の方々と触れ合う場を設け、障害について、私達が難なく生活している環境での問題点、私達にできることなど子ども達なりに考え実行できるよう支援する。
活動の成果
地域の清掃活動を通して、子ども達の声で「ゴミをなくし、きれいな町にしよう!」]と訴えかけると、次の清掃活動ではゴミが減っており、これには子ども達も大感激だった。この活動により子ども達は、ゴミは絶対捨てないと誓い合いゴミの分別もよく理解できている。現在はリサイクル活動にも興味を示し、アルミ缶リサイクルを行っている。
環境カウンセラーの浜本先生より小学生とその保護者を対象とした講演会を行い、日本の現状況、これからの日本について話を聞き不安を覚えた参加者は、「今私達にできること」を真剣に話し合い、子ども達の考え、言葉によるポスターを数枚作製することが出来た。ただ話を聞くだけでなく、話を聞きどう思ったかを一人一人発表し、言葉にしたことでそれぞれ確認し合い大人も交え、話し合いの場を持てたことはとても良かったと思う。
障害者との交流では、話を聞いたり、触れたり、見たりして知らない世界や苦労、町での問題点など知り、改めて障害者との接し方、盲導犬育成の募金活動、手話の向上などそえぞれが感じることが出来た。