自慢ではありませんが、ホテル並の洗面室? だと思っております。若い保護者は洋式の生活に慣れており、子どもとしっかり遊んでリフレッシュし、おしゃれに身仕舞いを整えて帰ってほしいと思うからです。さらに、保育材料などを保管していた小部屋をスタッフルーム(6.52m2)に改造しました。当然のことですが、電話も専用電話をひきました。相談内容や問い合わせなどに時間をとるようなことがあれば、保育園児の連絡に支障をきたすからです。一応、ハード面での準備を平成10年3月から5月にかけて行いました。
ちなみに、当園の保育室等の構成は、プレイルーム1室・保育室4室・多目的室(ままごとルーム)・一時的保育室1室、サンルーム1室に事務室1室・スタッフルーム1室となっています。子育て支援事業は主としてプレイルームを使用し、人数や季節に応じて、法人内各保育園の園庭やプール・大きなホールなどを使わせて貰うことにしました。
7. スタッフの募集と費用について
子育て支援事業を進めるに当たって、担当者については、「保育に関する相談指導や児童の育児、保育に関する相談指導について相当の知識経験を有する人であること」という項目も委託基準の中に含まれていることから、元保母で子育てが終わっているか、もう一度保育現場に返りたいという保母の掘り起こしにかかりました。幸いにして、5月頃までに4名の資格をもった保母が名乗りをあげてくれて、勤務条件を話し合うことになりました。
当事業は、社会福祉事業法上の第1種、第2種事業のいずれでもなく、あくまでも委託事業であり、平成10年度では月額委託料680,300円の範囲内で運営していかなければなりません。