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絵本のまえに、親子でいっしょに「わらべうた」をやります。ことばのリズムを楽しみながら、膝に乗せていっしょに、ゆらゆら…。やはりおかあさんの声で穏やかに楽しむことが、親と子の愛着を深めていくようです。また、言葉の獲得をする前の耕しにあたるものでもあり、「声かけ」が必要な、大切な時期にあたる子どもにとって、大事な時間です。準備がいらない、簡単で覚えやすい、そして何よりも楽しいことで、好評です。実際の感触を皆で積み重ねていくことで、子育ての楽しさが染み込むように伝わります。ここから進んでからだ遊びへと発展します。

 

<散歩−自然遊び>

「自然の中に親子で出かけよう」。保育園の保育でも、殊に大切にしている散歩には、子どもの感性を磨くための基本があります。季節に添った内容でのんびりと楽しむことで、表情も生き生きとしてきます。日頃あまり歩かない子も親子でのいろいろな発見に驚き、喜んで進むうちに、目的地に到着。心地よい疲れを体験して帰ってきます。

 

<TEA TIME…親も子もホッとしましよう>

少し集中した後は、リラックスタイムです。希望者のみに子どものおやつと保護者には、コーヒーが用意してあります。親子でのくつろいだ時間に心もほぐれ、お喋りにも楽しさが増しているようです。テーブルを囲み、初対面の親同士でも気軽に言葉を交すいいチャンスでもあります。また、時には、この時間を大いに利用して、確認事項をインフォメーションします。その中には、その時こちらが気になっていることをリアルタイムで遠慮せずに伝えていくものもあります。

 

 

 

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