職員の協力、担当保育士の反応・意見
毎週木曜日の午前中、あそびクラブの担当者は自分のクラスを空けることになりますが(4週に1度の当番園のときは更に1名追加)、年度初めに木曜日の職員配置を工夫し、必要な折はパート職員で補充しています。また、10月下旬の運動会、12月の保育展については更にもう何人かの職員を派遣する必要があるので、全職員の、地域子育て支援活動についての理解や協力を得られるような態勢を心がけております。
また担当者の選任については、私共の園では自分から希望してやっていますので、周りの職員も協力的です。保育園利用者と、あそびクラブ利用者の雰囲気には違いが見られたりするので、そうした点も担当者の保育の眼を広げる役割をしているように思えます。
保育展の際は、情報公開の一つのチャンスでありますが、四つの保育園各々が工夫を凝らすので、園の紹介のしかた、玩具の種類、製作物の内容など、お互いに良い刺激になっている……とは担当保育士たちの感想でした。
実施上の課題・利点・自己評価
あそびクラブは発足してから満5年を過ぎ、地域にしっかりと根を下ろしたように思えます。ささやかで地味な活動ですが、四つの保育園が共催してきたことで、マンネリ化することもなく今日に至りました。また未就園の若いお母さん方やその幼子たちとのお付き合いは、私たち保育関係者の眼を地域に向けさせる機会となっております。
毎週木曜日、お母さんに伴われてやってくる子どもたちは0〜2歳児がほとんどですが、多分この時期が子育てで最も母親が悩んだり迷ったりしているのでしょう。