玩具については、当初は社会福祉協議会から借りていましたが、今は参加してくる子どもたちの年齢や遊びの状況に合った玩具を4園で持ち寄っています。また、4か所のコーナーの中の一つは、当番園が用意して指導する「作って遊ぶコーナー」で鯉のぼり、七夕、クリスマス、節分、ひなまつり等の年中行事に合わせて作ったり、身近な廃物利用の簡単なおもちゃ作りを行い、帰るときにお土産とし喜ばれています。
11時には担当者の合図で遊んだ玩具を参加者みんなで片付けた後、ホールにあるピアノに合わせて歌や体操を行ってから解散します。
また12月には毎年保育展を行い、各園の紹介コーナーを設けたり、あそびクラブ担当保育士による劇やオペレッタを上演します。劇の練習などは各々が忙しいので、せいぜい2回程度なのですが、さすがにプロの保育士らしく、ピッタリと息の合った名演技で、みんなを楽しませてくれます。
平成8年度からは10月下旬に運動会を行っていますが、秋空の下、会場の都立秋留台公園のグラウンドには約300人が集い、楽しい半日を過ごします。この日は例年、お父さんの参加や、お孫さんの様子を見たいおじいさんやおばあさんも来場されます。またあそびクラブ主催園である四つの保育園の年長組が特別出演して体操やリズム運動を披露し好評を得ています。
利用者の反応・評価
この「あそびクラブ」は、事前の申込み不要、会費無料の上、かなり広い駐車場完備とという条件も加わって、あまり宣伝はしなかったのに参加者は増えております。