平坦部は秋留(あきる)台地から五日市街道沿いに広がり、市街地は主にこの地域にあります。
当市は平成7年9月に、旧秋川市と五日市町が合併して誕生した東京都第27番めの市となりました。また、市内に縄文時代〜古墳時代の遺跡が多く、古代から豊かな水と自然に恵まれた住みやすい場所だといえましょう。
尚、「あきる」の地名は、五日市地区に『阿伎留(あきる)神社(平安時代の「日本三大実録・延喜式」に記載あり)』という古い神社があり、室町時代に秋川流域一帯は「阿伎留郷(あきるごう)」と呼ばれていたことに因んでいます。
また旧五日市町は明治13年頃から盛んであった多摩地域に於ける自由民権運動の拠点でもあり、昭和48年に深沢家の土蔵から「五日市憲法草案」が発見され、世間の注目を浴びました。
さて、現在のあきる野市は人口78,206人、面積78.34km2(平成11年11月1日現在)であります。