お母さん方にもつまんでいただき、薄味や材料の豊富さ、食材の選び方や食べ方、調理方法など気になっていることも栄養士さんと話す機会にもなって、核家族の偏りがちな食生活へのよい刺激になっているようです。
明日に向けて
子どもたちとの挨拶や関わり、その成長をお母さんと共有できることは、とても幸せなことです。そんな感謝を持って、私たちが目の前の子どもたちやお母さん方とのかかわりを丁寧に積み重ねていくことが、次の支援になっていくものと考えています。
1施設に二つの組織が同居し、子どもたちのよりよい環境を守って生活を同時進行していくための大人の協調は欠かせず、その点で元職員であったセンターの職員との情報交換はもちろん、園児と同じように地域の子どもたちにも対応を心掛けてくれている職員はありがたく、心強い存在です。幸い福祉事務所も協力的であり、園庭開放の話を紹介したり、運動会などの行事に仲間入りするタンポポの会の人々を園児の保護者もあたたかく受け入れてくれているようです。
タンポポの会の登録者は今、109家庭。市内に広範囲で、園の行事への参加や親子教室、子育て講座、一時的保育へと利用も広がっています。