日本財団 図書館


実技

 

全身でたのしむ表現あそび

 

講師 東京子どもの文化研究所員

谷口國博氏

 

みんなで遊ぶ集団遊び

すぐに役立つ楽しい集団遊び

 

東京都にある保育所に4年間勤務させていただき、現在はあちこちの保育園・幼稚園を中心に遊びの指導者として活動させていただいております。

保育園に勤務しているころも、ギターを片手に0歳から年長までの部屋をよくうたって歩いていました。

0歳さんが私のリズムにゆらゆらゆれながら笑ってくれた。2歳児クラスでは、同じ歌や遊びを「もう1回、もう1回」と言うので、しつこくうたってみた。みんな大笑いだった。幼児クラスでは、遊びながらうたった。帰りぎわに「また、明日もやろうね!」と毎日約束した。

そのうち園庭で「高オニするものよっといで…」と、遊びが子どもたちで展開されるようになっていった。

うれしかった。

毎日のように年長を中心に3歳から5歳までがいっしょに遊んでいる。

泣いたり笑ったり、すてきな時間を送っていた。

子どもたちと遊んでいるうちに、数々の歌や遊びができあがった。

今回は現場からできあがった楽しい歌や遊びを、みなさんといっしょに楽しんでいきたいと思っております。

「高オニするもの、よっといで…」

 

スイスイさかな

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2ばん

メダカがスイスイ泳いでる

メダカがスイスイ泳いでる

スーイスイスイスイスイスイ パッ

3ばん

マグロがスイスイ泳いでる

マグロがスイスイ泳いでる

スーイスイスイスイスイスイ パッ

遊び方

その1

アンダーラインのところをいろいろと考えて歌ってみましょう。友だちの名前とか動物とかでも楽しいね。

その2

歌に合わせて泳いでみましょう。

その3

鬼を1人決めて、いろんな場所に泳いでいきます。最後の「パッ」の場所で友だちにタッチ交替。交替したら、次の場所へ泳いで行きましょう。

 

 

 

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