日本財団 図書館


保健医療福祉、保育、教育の基本理念、原則には外国人、日本人に大差はない。しかし、さらにその個別性、多様性、異なることを認める相互理解が大切である。子どもがお互いに文化を尊重しあい、「異なること」によって差別されないように配慮する必要がある。すべての保健医療福祉、保育、教育関係者はまず、子どもの国際化の現状を知り、そして子どもにとってやさしい、多様性のある社会を構築していく責務があるといえるのであろう。

 

父母の国籍(出身地)別出生児数の年次推移

012-1.gif

資料:厚生省大臣官房統計情報部「人口動態統計」より筆者作成

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION