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パネルディスカッション

期待される乳児保育

司会者 大林一彦(大阪小児科医会副会長)

パネラー 春本繁子(吹田市・第ニ愛育園長)

淡川節子(東大阪市児童部保育室管理栄養士)

松延佳子(奈良市立三笠保育園看護婦)

 

提案要旨

期待される乳児保育

春本繁子(吹田市・第二愛育園長)

 

当園は昭和50年10月に創立した3歳未満児90名定員の園です。当地域は、高度成長期の頃から大阪市の衛生都市として発展し、住宅建設が活発になり急激に未満児保育の需要が高まり、対応するため当法人の母体となった昭和25年に設立された0〜5歳児の千里丘愛育園から分離して未満児専門の保育園として出発した。

設立当初より母親の就労と育児の両立支援を運営の大きな方針としていたので、多様な保育ニーズに対応するため昭和55年より産休明け保育、夜は9時までの延長保育、更に日曜・祝日保育に取り組むことになった。

このように年々、多種多様になっていくニーズに応えるべく当園の乳児保育の実際を報告し、これからの円滑な低年齢児保育の課題を考えていきたい。

 

◎法人の方針として−就労と育児の両立支援−

◇朝7時〜夜9時迄の保育

◇日曜・祝日保育の実施

 

◎課題―乳幼児の健全発達と両立支援―

 

(1) 乳児の母子分離への対応

 

(2) 健康管理(保健年間計画)別添

 

◎対応

 

(1)

・保護者に、子供とのつながりの重要性を啓蒙。

・乳児の情緒的安定へ向けて

・家庭の育児機能の低下により、家庭と園とが連携しての子育て。

 

 

 

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