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(3) 最近の技術動向(トピックス)

 

ここでは主に携帯電話によるデータ通信に関する今年度の動向について述べる。

 

1) 携帯電話で最高64kbpsのパケット通信サービス開始

 

第二電電株式会社(DDI)、日本移動通信株式会社(IDO)およびセルラーグループ8社は、平成12年1月7日から「CDMA-One」による伝送速度最大64kbpsのパケット通信サービス「PacketOne」(パケットワン)の通信サービスを開始した。

「PacketOne」は、標準サービスとして最大14.4kbpsのパケット通信サービスを、また、オプションで最大ISDNと同等の64kbpsの高速パケットの利用が可能である。パケット通信サービスとは、従来の通話時間による課金制度ではなく、送受信したデータ量によって課金されるものである。

さらに、モバイルPCとの組み合わせにより、最大64kbpsのパケット通信で快適なインターネット接続、LAN接続が可能となった。また、国際業界標準"WAP (Wireless Application Protocol)"のインターネットサービス「EZweb/EZaccess」にパケット通信で接続することも可能となった。表5-5に「PacketOne」の通信料金を示す。

 

表5-5 「PacketOne」の通信料金

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注1)「Packet One」はベストエフォート型を採用しているため、回線の混雑状況により通信速度が切り換わる可能性がある。

注2)EZアクセスは、別途契約が必要である。

 

また、「PacketOne」に対応しているインターネットサービスプロバイダは現在のところ、KDD社のNeWebとDDI社のDIONの2つのみであるが、漸次拡大していく予定である。

なお、「PacketOne」のサービスエリアは、「CDMA-One」の音声通話と同等のエリアで、全国人口カバー率は約98%となっている。

 

 

 

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