・作業船からの伝達方法
−各社共通して書類の送信はFAXを利用し、手段は船舶電話等を使用。
−各社データ通信は実施していない。(しかし、現状の伝達手段に対して問題意識はあまり見受けられなかった。)
・作業船へのパソコンの搭載実績
−各社作業船へのパソコンの搭載はほとんど実施済み
(4) システムのシーズ化調査
作業船運行管理情報システム構築において、重要な情報技術と考えられる有線通信手段(本社、支社、現場事務所間の通信に適用)、無線通信手段(現場事務所、作業船間の通信に適用)の最新動向について調査を行った。調査の対象としたのは下記の手法である。
1) 有線通信手段
一般公衆回線、INS回線、専用回線、フレームリレー
2) 無線通信手段
衛星船舶電話、携帯電話、MCA通信、インマルサット、今後の衛星データ通信
(5) システムの基本構想のとりまとめ
以上の業務ヒアリング結果等を踏まえて、作業船運行管理情報システム構築における基本構想を以下のように取りまとめた。
1) システム化の基本方針
・ 計画変更等の意志決定に対して、必要な情報(データ)の収集ができるもの。
・ 視覚的に予定・実績の比較が的確に出来るもの。
・ オペレーションが簡易なもの。
・ 書類数の大幅な削減が図れるもの。
・ データの一元的な管理(情報の共有)が可能なもの。
・ 重複入力、重複管理がなく、工数を大幅に削減できるもの。
・ 各社が、業務内容を大きく変更することなく利用できるもの。
2) システム化の業務範囲
委員会での業務ヒアリングの内容を踏まえた審議の結果、システム化の対象業務を以下の3業務とした。また、システム化の範囲を図1-4に、システムのしくみを図1-5に示す。
1]配船計画業務
作業船を単位とする年間の稼働計画(マスタープラン)の作成
2]予算施工管理業務
工事単位の実行予算および工事中の施工管理