(2)細島港の現状の問題点
細島港を現状「コンテナ貨物の輸出入に利用している」と回答している4事業所が認識している、細島港の現状の問題点は、以下の通りである。
最も多くの事業所が挙げている問題点は、「輸送相手地域までのダイレクトな航路が開設されていない」点で、直行便の拡充が求められている。また、「運行頻度の少なさ」、「海上輸送運賃の高さ」、「コンテナ貨物に対応した港湾設備の不十分さ」についても、複数の事業所が問題点として挙げている。
表5-4-2 細島港の現状の問題点(複数回答)(n=4)
資料)国際物流に関するアンケート調査
(3)細島港の新規利用/利用拡大の意向
コンテナ貨物の輸出入において「細島港を新規に利用したい、または細島港の利用を拡大したい」と回答している事業所は、2事業所(1.8%)であり、いずれも宮崎県に立地している。
また、「細島港の新規利用または利用拡大について検討の余地がある」と回答している事業所は10事業所(8.8%)あり、宮崎県に6事業所、鹿児島県に2事業所、熊本県と大分県に1事業所ずつ立地している。
図5-4-2 コンテナ貨物の輸出入における細島港の新規利用または利用拡大の意向
資料)国際物流に関するアンケート調査
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