資料)国際物流に関するアンケート調査
事業所の所在地別にみられた特徴としては、鹿児島県に立地している事業所において、「輸送コストの削減」が約46%と、特に大きな割合を占めている。また、熊本県に立地している事業所においては、「輸送時間の正確さの向上」が25%と、他県に比べて際だって高いウェイトを示している。
業種別に比較すると、製造業では、「輸送コストの削減」が最も重視されているものの、「輸送時間の短縮」や「輸送時間の正確さ」、「輸送の多頻度化」など時間に係る課題についても比較的多くの事業所が挙げており、いずれの割合も卸売業に比べると大きい。一方、卸売業は、「輸送コストの削減」が約52%もの割合を占めており、その他の課題の割合との開きが大きく、時間よりもコストを課題とする傾向が強い。