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1998年10月に細島港で船卸された輸入コンテナ貨物の原産国・地域をみると、「その他のアジア」が最も多く、32.9%を占めている。次いで韓国が19.2%、スウェーデンが12.4%、タイが10.8%と続いており、輸出で最も大きな割合を占めていた台湾は0.7%にとどまっている。こうしたことから、輸入は、トランシップによるものが多いことが分かる。

志布志港は輸出同様、輸入でもアジアが大半を占めており、中国からの輸入が90.1%にのぼる。大分港も、中国が39.6%、韓国が22.9%とアジアが中心であるが、「その他のアフリカ」が17.9%と、3番目に大きい割合を占めている。

 

表3-2-18 対象4県の港湾における原産国・地域別輸入コンテナ貨物量(1998)

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資料)運輸省港湾局「平成10年度 輸出入コンテナ貨物流動調査」より(株)三和総合研究所作成

 

 

 

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