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1) 特別積み合わせトラック輸送状況

対象4県の発着貨物における特別積み合わせトラックの輸送状況を主要な相手先地域(関東、関西、北九州)別にみると、まず宮崎県については、発貨物において北九州への流動量が最も多くなっており、次いで関西、関東の順となっている。着貨物についても同様に、流動量の多い順に北九州、関西、関東となっているが、発貨物と比較して、北九州のウェイトが圧倒的に高く、北九州との往復の流動において極端なアンバランスが生じている。

一方、鹿児島県および対象4県全体については、ほぼ同様の傾向であるが、鹿児島県の発貨物においては、関西、関東の割合が比較的高くなっている。

 

表3-1-7 特別積み合わせトラックの輸送状況

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図3-1-14 特別積み合わせトラックの輸送状況

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資料)運輸省運輸政策局「貨物地域流動調査(平成9年度)」より(株)三和総合研究所作成

備考)地域区分については、上記調査における23地域区分をもとに、以下の通り設定した。

「関東」:「東関東」(茨城、栃木)「北関東」(群馬、埼玉)「京浜葉」(千葉、東京、神奈川)の合計。

「関西」:「近畿」(滋賀、京都、奈良、和歌山)「阪神」(大阪、兵庫)の合計。

「北九州」:福岡、佐賀、長崎の合計。

「南九州」:熊本、大分(以上、「中九州」)、宮崎、鹿児島(以上、「南九州」)の合計。

 

 

 

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