(3)陸上交通網
1]道路
1)高規格幹線道路の整備状況および将来計画
九州全域における高規格道路網は、1995年(平成7)7月の九州縦貫自動車道(人吉〜えびの間)、1996(平成8)年3月の九州横断自動車道(玖珠〜湯布院間)の開通に伴い、九州全県の県庁所在地が高速道路網で結ばれている。
宮崎県における高規格幹線道路としては、九州縦貫自動車道、東九州自動車道、および九州横断自動車道延岡線の3路線がある。このうち、既に供用が開始されている九州縦貫自動車道は、宮崎港から約10分で接続が可能であり、鹿児島、熊本、福岡、さらには本州方面への重要な輸送路となっている。
東九州自動車道については、1995年(平成7)5月に建設が開始され、現在、事業が進められているところである。また、同自動車道の一部となる国道10号延岡道路についても、1994年度(平成6)から建設省による事業が進められている。
九州横断自動車道延岡線については、同路線の一部となる予定の国道218号北方延岡道路の建設が1996年度(平成8)から始まっている。