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(2)国内・国際航路網

1]国内長距離航路網

国内長距離航路網については、対象4県における重要港湾のうち、細島港、宮崎港、油津港、志布志港、鹿児島港、名瀬港、大分港、別府港の計8港において、海陸一貫輸送が可能なフェリー、RORO船、貨物コンテナ船が就航している。

宮崎県内の3港についてみると、細島港では、関東方面へのフェリー航路が開設されており、週3便運航されている。また、関西方面へのコンテナ船航路については、外貿コンテナを専ら輸送する内航フィーダー航路が週1便運航されている。

宮崎港では関東方面へのフェリーが週4便、関西方面のフェリーについては毎日運航されている。また、同港には、東京・那覇を結ぶRORO船航路が週1便、名古屋・博多を結ぶ航路が週2便寄港している。

油津港については、1999年12月に大阪・東京と結ぶRORO船航路が開設された。

鹿児島県においては、志布志港より大阪方面へのフェリーが毎日運航されているほか、RORO船が関東方面に週1便、関西方面に週2便それぞれ運航されている。

大分県においては、大分港および別府港から、関西方面へのフェリー航路が開設されており、それぞれ1日2便ずつ運航されている。また、別府港からは中国方面へのフェリー航路も開設されている。

熊本県の港湾においては国内長距離定期航路は開設されていない。

 

 

 

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