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5]長崎港利用にあたって求められるリードタイム(問10)

長崎港利用にあたって求められるリードタイム(輸送日数)の条件として、「現状と比較してリードタイムが短縮される必要がある」と回答した企業が45.1%となっている。また、「現状と比較してリードタイムが同等に維持される必要がある」と回答した企業が41.2%となっており、リードタイムの短縮を希望する企業と、現状維持を希望する企業とは拮抗している。ただし、「現状と比較して、リードタイムが多少長くなっても構わない」と回答した企業は1割にみたない。

また、現在の長崎港の利用状況別にみると、「コンテナ貨物の輸出入は全て長崎港を利用している」と回答した2社はいずれもリードタイムの短縮を希望しており、また、「一部長崎港を利用している」と回答した企業も、5割以上が短縮を希望している。一方、「長崎港は全く利用していない」と回答した企業は、約5割が現状と同等の維持を希望している。リードタイムの短縮は、現在長崎港を利用している企業ほど選択する傾向がみられる。

 

図3-4-15 長崎港利用にあたって求められるリードタイム

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図3-4-16 長崎港利用にあたって求められるリードタイム【現在の長崎港の利用状況別】

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