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表3-4-1 今後の長崎港の利用意向別輸出コンテナ貨物量

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輸入コンテナ貨物量についてみると、表3-4-2のとおりとなる。

問6の回答によらず、「長崎港を新規に利用したい(利用を拡大したい)」もしくは「長崎港の新規利用(利用拡大)について検討してもよい」と回答した企業の月間輸入本数をみると448.2TEU/月となっており、本調査における全輸入コンテナ貨物量 (802.8TEU/月)の55.8%を占めている。

問6において「すべてのコンテナ貨物において長崎港を利用している」と回答した企業のうち、長崎港の利用意向がみられるのは、「長崎港を新規に利用したい(利用を拡大したい)」と回答した韓国向けの月間1.0TEUのみである。

同様に、「コンテナ貨物の輸出入の一部で長崎港を利用している」と回答した企業をみると、「長崎港を新規に利用したい(利用を拡大したい)」もしくは「長崎港の新規利用(利用拡大)について検討してもよい」と回答した企業の合計月間輸入本数は、252.3TEUである。このうち、北米が47.0TEU/月と最も多く、次いでASEAN5(41.0TEU/月)、中国(上海以南)(40.0TEU/月)、中国(上海以北)(38.0TEU/月)となっている。

同様に、「コンテナ貨物の輸出入で長崎港は全く利用していない」と回答した企業において「長崎港を新規に利用したい(利用を拡大したい)」並びに「長崎港の新規利用(利用拡大)について検討してもよい」と回答した企業をあわせると、194.9TEUとなっている。このうち、例えば、中国(上海)では25.8TEU/月、韓国では49.2TEU/月、ヨーロッパでは30.3TEU/月が長崎港を利用する可能性のある輸入コンテナ貨物となる。

 

 

 

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