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月間輸入量についてみると、中国(上海以北)が最も多く、259TEU/月(うち北九州港の122TEUは1社による)となっている。また、次いで、その他アジア(180TEU/月)となっているが、このうち175TEUは1社による。この他、韓国が57TEU/月、北米が50TEU/月、中国(上海)が43TEU/月と比較的多い。また、中国全体では、400TEU/月にのぼる。

船卸し港別に見ると、韓国航路では、博多港および伊万里港がそれぞれ28TEUおよび24TEU利用されている。中国(上海以北)、中国(上海以南)では主に北九州港、博多港、伊万里港が利用されている。

この他、ASEAN5においては、38TEUが長崎港を利用している。また、ヨーロッパについても、2TEUが長崎港を利用している。

 

表3-3-2 輸入コンテナ貨物の月間貨物量【相手地域別・船卸し港別】

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(3) 利用港湾・ルートの選択理由(問4)

現在利用している港湾やルートの選択理由をみると、「最も重視しているもの」については、「トータルの輸送コストが安いから」が最も多く、27社となっている。また、「輸送相手地域への直行便が開設されているから」「輸送相手地域への輸送頻度が高いから」がそれぞれ13社、11社となっている。

また、「2番目に重視するもの」並びに「3番目に重視するもの」を加えると、「トータルの輸送コストが安いから」と回答した企業は、46社となっており、全体の52.9%にのぼる。また、「輸送相手地域への直行便が開設されているから」「輸送相手地域への輸送頻度が高いから」「トータルの輸送日数が短いから」がこれに続き、31社、29社、25社となっている。

 

 

 

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