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4. 調査内容と方法

 

(平成11年度)

(1) 長崎港におけるベースカーゴの検討

長崎港における航路体系の充実に欠かせないベースカーゴの確保について、次の3つの分類に基づき、その明確化を行う。

・長崎港を利用している輸出入コンテナ貨物

・長崎港周辺で生産・消費される輸出入コンテナ貨物

・新たに創出することが期待される輸出入コンテナ貨物

 

1]長崎港を利用している輸出入コンテナ貨物

長崎県資料に基づき、最新の長崎港利用実績について整理するとともに、前年度調査結果と比較し、利用品目の変化とその要因等について検討する。また、今後の長崎港利用の継続・定着のために必要と考えられる条件の整理を行う。

 

2]長崎港周辺で生産・消費される輸出入コンテナ貨物

1998年度(平成10年度)に実施された「全国輸出入コンテナ貨物流動調査」の結果を収集・整理するとともに、前年度調査で用いた1993年度(平成5年度)の上記調査結果と比較し、長崎港周辺(長崎県および佐賀県の一部を想定)で生産・消費される輸出入コンテナ貨物の貨物量・品目構成・相手地域・利用港湾等の検討を行う。

また、主要な品目(電気機器等)について、長崎港周辺における工場立地動向、製造品出荷額等を把握し、長崎港利用のターゲットとすべき業種・品目の絞り込みを行うとともに、今後の長崎港利用促進のために必要と考えられる条件の整理を行う。

 

3]新たに創出することが期待される輸出入コンテナ貨物

現在は長崎港周辺で生産・消費される貨物として計上されていないものの、今後、長崎港の独自性を発揮できる輸出入コンテナ貨物として新たに創出することが期待される貨物について、長崎港周辺の産業構造・貿易構造等を把握することにより、その品目・業種等の検討を行う。

さらに、ベースカーゴとして期待される品目・業種について、関連する荷主企業へのヒアリング調査を実施し、長崎港における輸出入コンテナ貨物のベースカーゴとなる可能性、条件等について把握する。

具体的には、貿易業者の集積が十分でないために、最終的な消費地が長崎港周辺であるにもかかわらず、福岡市等の貿易業者が取り扱っている食品・雑貨等の輸入品、全国有数の水揚げ高を誇る水産品の流通チャネルを活用した水産品の輸出入などが想定される。

 

 

 

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