試験印加電圧の影響を取り除くために各電線にフェライトコア(ZCAT3035-11330-MTDK製)を使用した。フェライトコア等のフィルタは一般的に挿入する数を増すことにより効果が上がると言われているが、
1]その挿入数に対する効き目の違い
2]挿入場所による効き目の違い
3]電線へのフェライトコアの挿入方法による効き目の違い
4]挿入するフェライトコアの周波数特性による効き目の違い
があるのではないかとの考えにより検討を行なった。そこで挿入例を8とおりに設定し、挿入個所、個数及び挿入方法を変えながら出力の変動を調べた。図39にフェライトコア挿入位置と挿入方法を、挿入例を表20に示す。