(2) 信号線(アンテナ線、BK線)に印加する場合のセットアップ手順
・電波暗室にアルミ板でグランドプレーンを形成する。
・厚さ0.1mの絶縁板を置きその上に供試品を設置する。
・電源線はM2CDN(2回路用)を介して電源に接続する。供試品の電源ユニットとM2CDN間のケーブルの長さは0.3mとし、M2CDNの信号入力は50Ωの負荷抵抗で終端する。
・供試品のアースはM1CDN(1回路用)を介してグランドプレーンに接地する。供試品とM1CDN間のケーブルの長さは0.3mとし、M1CDNの信号入力は50Ωの負荷抵抗で終端する。
・EMクランプに信号線を挿入し、EMクランプの信号入力に試験装置の信号出力を接続する。
・信号線はグランドプレーンから0.03m〜0.05mの高さになるように絶縁物のスペーサで調整する。
・供試品のアンテナ入力に擬似信号発生器を接続する。
A-2 試験手順
(1) 擬似信号発生器から66dBμVの擬似信号を供試品のアンテナ入力に与え、印字動作状態にする。
(2) 表12に示す試験条件で試験を行ない印字結果、供試品の動作を確認する。
(3) 誤作動が起きた場合は対策を施し、再度試験を行なう。