5)スポンサー付きの(支援金を募る)プロジェクト
参加者は、あなたのグループの有益な活動状況を間近で見ることができるので、なかなか好評な方法です。参加者はスポンサー料を支払って、グループがやっている道の草刈りや植林のような、目的の明確な作業のどれにでも参加できます。参加したくなるようなプロジェクトを探してみましょう。
キプリン・オールスターズは、48時間石壁づくりマラソンを行って1,000ポンドを超えるお金を集めました。このような明確な活動は、マスコミの取材を受ける絶好のチャンスにもなります。
6)本の販売
誰でも不要な本を持っています。教会のホールかこれと同様の建物が必要です。(ウィークデーの昼食時は人が集まるので、都心のセンターが借りられると好都合です。)その上、本を保管したり、分類するための場所も必要です。価値のある本を探しており、購入してくれる協力的な業者をあらかじめ見つけておきましょう。
7)スポンサーシップ
スポンサーシップは多岐に亙っています。その基本はスポンサーがあなたのグループの後援をしてくれるということです。つまり、スポンサーの宣伝をして、あなたのグループがお金を受け取るということです。考えなくてはならないのは、「どのようにすればスポンサーを宣伝できるのか?」、ということと、「あなたの提供する宣伝にどの程度の価値があるか?」ということです。スポンサー広告には、Tシャツやニュースレターへのスポンサー名の印刷、スポンサー名付きの道具、プロジェクト現場の案内板へのスポンサー会社名の記載、あるいはスポンサーのロゴ付きバンなどがあります。スポンサー料を現金払いにしてもらうのが理想的ですが、現物払いがあることも念頭に置いておいてください。つまり、スポンサーが物品を提供ずることもあるのです。道具の場合もありますし、コピー代の支払いを申し出ることもあります。裏面に無料広告を出すのと引き換えに、ニュースレターを無償で印刷してくれるかどうか地元の印刷業者に尋ねてみましょう。
バークシャーの“777”環境保全グループは、スポンサーのモトローラ社とセルネット社の協力により携帯電話を利用しています。また、2社は同グループの専門家なみのカラフルな紹介用パンフレットの印刷など、資金集めも援助しています。
8)広告
あなたのグループのニュースレターが、多くの人の手に渡っている場合には、それに広告を出して、お金を払ってくれる人がいるかもしれまれせん。自然食品店や書店など、環境保全家と関わりを持ちたいと思っていそうなビジネスについて考えてみましょう。ニュースレターで広告を募ったり、それと一緒にパンフレットを送ったりしてみましょう。
9)資金集めコンサート
これには、資金集めを行って、大金を失う可能性もあります。確実に観客を引き付けるようなバンド、安価な会場、あるいは以前にこの種のことをしたことのある人を知らなければ手を出さないようにしましょう。
10)商品販売
あなたは、夏祭り、環境フェアや野外パーティーへの出店を、よく頼まれるでしょう。時に、このような機会は会員集めや資金集めに適しています。その場にふさわしい商品の販売は、このような機会を有効活用する方法の一つです。多くのグループが、自分達のTシャツ、マグカップ、ステッカーなどのデザイン、製作に資金を投じています。このような商品は本来ならグループ内で販売するものでしょう。でも、デザイン、品質ともによければ、恐らく幅広い人々に気に入られるでしょう。